【メルカリ】値下げコメントへの対処法

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メルカリで主に古い本を売っていますが、結構コメントがつきます。ほとんどが値下げ交渉のコメントで、正直に言って不快に感じるコメントも多いのが実情です。ここでは、そのような値下げコメントに私がどう対応しているかまとめたいと思います。あくまで個人的な見解と対処法ですが、ご参考になれば幸いです。

対応は4種類

まず最初に、対応として可能なことを整理しておきます。メルカリの商品ページにつくコメントに対してできることは次の5種類に分けられます。ですから、ついたコメントに応じて、このいずれかの対応をすることになります。

  • コメントを返す
  • 無視する
  • 消去する
  • 報告する
  • 再出品する

コメントを返す

コメント欄の下にある「全てのコメントを見る」ボタンをタップすると、自分のコメントが書き込めるようになります。でもこの仕様、ちょっとわかりにくいですよね。「コメントを書き込む」とか「返信する」ならわかりやすいと思うんですが…。

無視する

コメントを返さず放置すれば、同じコメント主から再度コメントがつくことはまずありません。無視は拒否、というコンセンサスが成立していると思います。

消去する

自分の商品ページなら、ついたコメントを自由に消去できます。しかし、消去した跡が残ります。それ以前の問題として、やり方がわかりにくいので、最後に詳述します。

報告する

嫌がらせのコメントなどは、事務局に報告できます。やり方は消去と同じですので、このエントリの最後を見てください。

再出品する

跡を残さずコメントを完全消去するには再出品しかありません。もちろん、いいねや閲覧数もリセットされます。

値下げコメントを分類する

値下げコメントは以下のように分類することができます。この分類に沿って対処を考えます。

  • 好印象〜普通のコメント
  • 悪印象なコメント
    • コミュニケーション的に悪印象なコメント
    • 商売的に悪印象なコメント

好印象〜普通のコメント

言葉づかいや態度に問題がなく、要求する値下げ額も許容範囲であるコメントです。

丁寧なコメント主だと「コメント失礼します」という前置きから入って「ご検討ください」で締めたりしますが、「800円になりませんか?」みたいに用件だけのコメントでも私は気になりません。もちろん丁寧なコメントの方が気持ちはいいですから、こちらもそれに合わせた言葉づかいで応じようという気になります。

私は値下げ額の許容範囲を予め決めていて、「値引き不可」と明記していない場合は、1割引きくらいまでは検討するつもりで値付けしています。

コミュニケーション的に悪印象なコメント

言葉づかいや態度に問題があるコメントです。実際に私の商品についたコメントでは以下のようなものがありました。

amazonより高い

前置きもなく、そう書き捨てられていました。高いと思えば買わなければいいだけだと思うんですが…。暗に値下げを要求しているのか、単なる不快感の表明なのか、よくわかりません。

しかも、このコメントがついたのは1,000円未満の本。取引の評価もそうですが、私の場合、値段3桁の低額商品のほうが感じ方考え方のかけ離れた人と出会う確率が高い気がします。

同じ物を〇〇円で買ったことがある

だから〇〇円で売ってください、と続きます。このコメントがついたのは値段4桁で出していた本以外の商品です。上の「amazonより高い」もそうですが、他所の値段と比べる物言い自体に大きな違和感があります。

コメント主が値段を比較できるということは、売り手である私にもできるということです。ですから当然、相場をわかったうえであえてその売値にしているということです。それを承知の上かどうかわかりませんが、ちょっと人を馬鹿にした物言いじゃないでしょうか。

しつこく何度も値下げを要求

値下げコメントを返信で丁寧に断ったにもかかわらず、最初より少しだけ高い金額で再度交渉されたことがあります。市場の対面販売でよく見る、最初は大きく値切って、段々と現実的な落とし所を探っていくあのやり方です。顔が見えず、コミュニケーションの方法がコメント欄しかないメルカリでそれをやるのはトラブルのもとだと思います。

商売的に悪印象なコメント

要求する値下げ額が許容範囲を超えているコメントです。実際に私の商品についたコメントでは以下のようなものがありました。

半値以下の金額を提示

物の値段が半値以下になるのって、デフレの世の中でもめったにないことですよね。

なんでも最低金額を提示

3百数十円で出品している本を300円に値切るコメントが何度かありました。メルカリは売値を300円以下に設定できませんから、つまり最低金額です。300円だと送料などを引くと利益は95円です。足元を見られている気がして、がっかりした記憶があります。

値下げ不可の但し書きを無視

商品の中には気持ち的にどうしても値引きしたくないものもあります。そういうものには「値引きはできません」と明記しています。にもかかわらず値下げコメントをつけられると、態度金額にかかわらず良い印象が持てません。こちらの説明をよく読まなかったり無視したりする確率が高い相手だと見てしまいますから、取引にも慎重になってしまいます。

好印象〜普通のコメントへの対応

「コメントありがとうございます」と前置きして、なるべく丁寧に返答するようにしています。「値引き不可」と明記していない商品の場合、1割引前後の提案なら受け入れています。2割3割引以上を要求された場合は、1割引を逆提案します。ただ、それで取引が成立するかどうかは半々です。

悪印象なコメントへの対応

コミュニケーション的に悪印象なコメントへの対応

基本的に放置(無視)します。コメントは消去しません。コメントを消去してしまうと、前述しましたが「コメントが消去されました」という表示が残ります。それだと第三者に邪推される余地が残ってしまうからです。

コメントを残しておけば、私と同じ感覚の人なら同情してくれるでしょうし、逆に放置する私を狭量だと感じる人なら、私と取引をしようとは思わないでしょう。そのほうが消去理由を変に想像されるよりいいと思います。

不快感が強い場合は、コメント主をブロックします。そうすれば相手は私の商品が見られなくなります。もちろんコメントもできなくなります(最初のコメントは残ります)。

コメントを残しておくのが嫌な場合は、再アップします。そうすることで、コメントをキレイに消すのと同時に、表示順序を上げて売れる確率を増すことができます。また値段の見直しもできます。

商売的に悪印象なコメント

コメントを消去することが多いです。放置しておくと、第三者に「値下げ交渉継続中」の印象を与える恐れがあるからです。

コメントの消し方

「全てのコメントを見る」ボタンをタップします。

全てのコメントを見る

右上の旗アイコンをタップします。

旗アイコン

「コメント削除」か「事務局に報告」どちらかを選びます。

「コメント削除」「事務局に報告」

「コメント削除」を選ぶと、コメントの右側に「削除」ボタンが現れます。

「削除」ボタン

「削除」ボタンをタップするとコメントが削除されます。ただし、「出品者がコメントを削除しました」という表示が残ります。

出品者がコメントを削除しました

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